腹筋を鍛える道具として「腹筋ローラー（アブローラー）」というアイテムがあります。腹筋ローラーは一見、難易度の高いイメージを抱かれがちですが、正しい方法を学ぶことで腹筋へしっかり効かせたり、腰を痛めてしまうこともなくなります。
ここでは、腹筋ローラーの確実な使い方についてわかりやすく紹介していきます。子供向けのトレーニング方法や腰を痛めにくいやり方についても知りたい方はぜひご覧ください。
腹筋ローラーの確実な使い方
動画
腹筋ローラーのやり方については「メトロンブログ」さんの動画を参考にしています。※ 「メトロンブログ」さんは効果的な筋トレの方法を動画でわかりやすく紹介されているYouTuberさんです。
今回使用した腹筋ローラー（同タイプ）
腹筋ローラー パーフェクト アブローラー プロ PERFECT AB CARVER PRO 日本正規品
今回、動画でも使用されていたものと同じタイプの腹筋ローラーです。太いホイールのようなタイプは、後で紹介するお腹の横側（腹斜筋）を鍛えることもできます。
解説
基本：
腹筋ローラーの基本は膝を床につけておこなう「膝コロ」と呼ばれる方法が基本となります。膝が痛くならないように、膝の下へクッションなどを敷いておきましょう。
※立った状態でおこなう「立ちコロ」と呼ばれる方法は、全身の筋力が必要な上、腹筋への刺激に集中しにくいため上級者向けといえます。
ポジション：
膝を床につき、腕を伸ばした状態が基本ポジションとなります。
動作：
腹筋ローラーをしっかりと握り、体をゆっくりと伸ばし、戻していきます。
姿勢の確認：
腹筋ローラーをおこなう際は、あごを引いたまま、背中が丸まった状態をキープしながら腹筋ローラーを動かしましょう。姿勢が悪いように見えますが、腹筋をしっかりと縮めた状態にすることでしっかりと効かせることができます。
悪い姿勢：
図のように、頭が上がり、腰が反った状態は腰に負荷がかかり腰痛の原因となりますので注意しましょう。
番外編：お腹の横（腹斜筋）を鍛える
腹筋ローラーを斜め方向に動かすことで、お腹の横にある腹斜筋を鍛えることもできます。腹斜筋は体を捻る動きに必要ですので、ここを強化することであらゆるスポーツにメリットがあります。
図：腹斜筋
子供でもできる方法
※画像はイメージです。
腹筋ローラーは自重を使ったトレーニングですので子供でもおこなうことが可能です。しかし、体を戻す筋力が不足している場合は家の壁に当たる位置で腹筋ローラーを動かしてみましょう。壁がストッパーとなり、腹筋ローラーを戻しやすくなります。
腰を痛めにくいやり方
腰痛など、腰に不安が残る方はこちらの方法を試してみましょう
仰向けになった状態で、図のように腹筋ローラーを持ちます。
腹筋ローラーが膝の頂点にくるように上体を起こしていきます。通常より筋力がいりますので、まずは上体を起こせる範囲でチャレンジしてみましょう。
今回使用した腹筋ローラー（同タイプ）
腹筋ローラー パーフェクト アブローラー プロ PERFECT AB CARVER PRO 日本正規品
プッシュアップバーにもチャレンジ
本記事で紹介した動画の続きにはプッシュアップバーの使い方についても紹介されています。こちらにもぜひチャレンジしてみましょう。
