年末年始やお盆休みなどの長期休暇があると、道場もお休みという場合は多いですよね?また、試合や昇級審査などがあれば自宅で練習しておきたいという親御様もいらっしゃると思います。
そこで、本記事では自宅のお部屋でも練習できるよう、「自宅→道場化計画」と称した練習環境を整える方法について詳しく説明していきます。
自宅→道場化計画
その1:4~6畳程度のスペース
まずは、練習場所となるスペースを確保しましょう。スペースは広いほど良いのはもちろんなのですが、普段の生活スペースを占領しすぎるのも良くありません。
子供が練習をするのであれば、だいたい4~6畳ほどのスペースがあれば十分です。移動や型稽古は少し難しいですが、空手に必要な基本的な動きやミット練習をおこなう分には問題ありません。
その2:床面の保護マット
練習用の場所を確保できた後は、床面に引く保護マットを用意しましょう。
畳やフローリングの状態でそのまま練習をおこなっても良いのですが、練習に熱が入るとやはり床面に対するダメージも大きくなってきます。
↓ちなみに我が家では畳が損傷いたしました・・・(涙)
床面の保護については、パネルマットなどクッション性のあるものを使用していただくと良いと思います。転倒した際に怪我をしにくくなりますし、床に伝わる音や振動も軽減することができます。
タンスのゲン 6畳用 32枚組 ジョイントマット 大判 60cm 床暖房対応 ノンホルムアルデヒド サイドパーツ付き ベージュ×モカ 18700001 MK
例えばこのアイテムだと6畳分がセットになっているので、6畳であれば部屋に必要な枚数を数える必要がありませんし、枚数を計算する手間も必要ありません。
また、6畳以下の場合は余った分をスペアとして保管しておけば、マットが汚れたり傷んだりした際に交換することができるので便利です。パネルタイプのマットはこのように必要な箇所のみ交換できる点が非常に便利です。
その3:ミット
最後はミットでございます。
ミットはいろんな種類があってどれを紹介しようか迷ったのですが、経験の浅い初心者の方におすすめのミットを紹介しておきます。
おすすめポイント
・軽い
約1、5キロと軽量です。軽量なので筋力の弱い方でもしっかり持つことができますので安心です。大きさも小さすぎず大きすぎずとちょうど良いサイズ感で、比較的取り回しも良いです。
・衝撃吸収力がそこそこ良い
小学校中学年くらいまでの力であれば余裕があります。また、私も長年使用していますがヘタリもなく耐久性も良いです。小学校高学年以上になるとミットを持つ方の体格によっては少し厳しいと感じるかもしれませんので、その場合はワンランク上のミットを購入された方が良いです。
・お手頃価格
このような大型タイプのミットはだいたい1万5000円~2万円代が相場ですが、このミットは6000円~8000円台で価格が推移しています。
まれに在庫切れが発生している場合がありますので、条件が合えば早めに購入されておくと良いです。
その他:あると便利なアイテム
ボクシンググローブ
自宅や道場で一生懸命に突き(パンチ)を繰り返していると、子どもであっても知らず知らずのうちに自分のパンチの衝撃が筋肉や関節などカラダに負担を与えてしまう場合があります。そのような場合には、拳や空手用サポーターで突きの稽古をするのではなく、ボクシング用のグローブで練習するのも良いでしょう。ボクシンググローブは拳を守るために衝撃吸収性がしっかりしており、拳や関節を痛めにくくなっています。
また、グローブでミットをうまく叩けると非常に良い音がしますので、自分が上手くなったような感覚を味わうことができます。お子様のモチベーションアップとしても良いアイテムだといえます。
【BODYMAKER/ボディメーカー】 パンチンググローブSTD KG020
↑ボクシンググローブは安いものだと良い音がでませんのである程度しっかりしたものを選びましょう。こちらのグローブはジュニアサイズがありますので、お子様に最適なグローブです。
ハンドミット
ハンドミットは、主にテコンドーの練習で使用される片手持ちのミットのことです。
※テコンドーは、蹴り技が主体の格闘技です。(下の画像を参照してください。)
・ハンドミットの良いところ
ハンドミットの良いところは、空手などで使用するミットと比べて非常に軽量なところです。その上、パンチやキックの衝撃を持ち手が受け止める必要のない構造となっています。なので、お母さんでも子どもの蹴りの練習に付き合ってあげることができます。
また、ミットに蹴りがキチンと当たれば非常に良い音がしますので、練習している子どものテンションが上がりやすくなります。空手用のミットよりも的が小さいので、正確に蹴りを当てる練習にもなります。
価格も安価で、↓で紹介しているハンドミットは我が家でも愛用しています。
※持ち方ですが、白い縫い目の部分が下を向くように持ってくださいね、(画像の持ち方は間違いです。)
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