空手のトレーニングなどでミット打ちをおこなうことはありますが、ただいたずらにミット練習をおこなうのではなく、強い選手のミット打ちを参考にすることも重要です。
ここでは、UFCバンタム級チャンピオンのTJ・ディラショー選手のミット打ちについて紹介していきます。
TJ・ディラショー選手は総合格闘技の選手ですが、流れるようなスムーズな動きは参考になります。
TJ・ディラショー選手について
プロフィール
TJ・ディラショー(TJ Dillashaw、1986年2月7日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。カリフォルニア州エンジェルズ・キャンプ出身。コロラド州デンバー在住。エレベーション・ファイトチーム所属。現UFC世界バンタム級王者。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
データ
出身:アメリカ、エンジェルズ・キャンプ
概要:レスリング、グラウンド&パウンド
年齢:32
身長:5' 6" ( 168 cm )
体重:135.00 lb ( 61 kg )
リーチ:67.00"
戦績
17勝3敗※2018年12月時点
技能賞:5回
敢闘賞:3回
UFCチャンピオン TJ・ディラショー選手に学ぶミット打ち
動画
TJ・ディラショー選手のミット打ちにおける特徴
1.連打でまとめる
TJ・ディラショー選手がミット打ちをおこなう場合、技を単発で終わらせず「コンボ」と呼ばれる連打をおこなっています。このようなミット打ちをおこなうことによって、コンビネーションの強化につながり、同時にスタミナの養成にもなります。
2.足を止めない
TJ・ディラショー選手はミット打ちをおこなっている間、足を止めて同じ場所に留まっていることはほとんどありません。フットワークを重視して常に脚を動かし続けています。組手や試合の場面においては、足を止めていると相手の攻撃をもらいやすくなりますので、このような足を止めないミット打ちは実践的だといえます。
組手で試合に役立つミット打ちを学ぼう
ミット打ちをおこなう場合、足を止めた状態で突きや蹴りをおこなう方法が多くなってくると思います。もちろん、突きや蹴りのパワーやスピードの向上に役立つ練習には間違いありませんが、そのような練習だけをおこなっていると組手などで思うような動きが中々できないというジレンマに陥りやすくなってしまいます。
様々なパターンのミット練習をおこない、実戦に役立つ技や動きを身に着けていきましょう。