当サイトの人気カテゴリである「テクニック記事」シリーズのMMA(総合格闘技)編。ここでは空手や格闘技に役立つテクニックを解説つきで紹介していきます。
今回は、ONEの女子アトム級王者であり、ONEchampionshipの日本大会で試合を控えているアンジェラ・リー選手のスタンドテクニックについて解説していきます。MMAだけでなく、立ち技系格闘技にも十分に応用可能ですので是非チェックしてみてください。
アンジェラ・リー選手について
アンジェラ・リー(英語: Angela Lee、中国語: 李胜珠、1996年7月8日 - )は、アメリカ合衆国の女性総合格闘家。現在は父親の出身地であるシンガポールとハワイ州ワイパフに在住している。イヴォルブMMA所属。テコンドー黒帯、ブラジリアン柔術茶帯。現ONE世界女子アトム級王者。
両親が共に格闘家、弟のクリスチャン・リーも総合格闘家という格闘家一家。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テクニックまとめ動画
※パートナーは「格闘代理戦争3rdシーズン」で活躍した古瀬美月選手です。
解説記事:ONE王者アンジェラ・リーのスタンドテクニック
テクニック:スタンドからの投げ~ポジション取り・パウンド
このテクニックはスタンド状態から相手の攻撃を防御して投げ、パウンドへ移行するまでのテクニックです。
<スタンドからの投げ>
相手のフックをガードします。
ガードの際は、肘を外に出しておき、手で耳をカバーするようにします。
相手のストレートを手でタップして払い、そのまま相手の顎へパンチを返します。
そのまま相手の首を掴み
反対の手で相手の肘を掴みます。
その際、左手と左足が前に位置する状態にしておくことが重要です。これができていないとバランスが崩れてしまいます。
そのままステップして相手の左足の前に右足を出し
左足を絡めて投げます。
※補足
投げをおこなう際、相手役の方は受け身の際に肘をつかないようにしましょう。肘が床に接触することで負傷の原因となります。
受け身をおこなう際は腕全体を伸ばしてフラットにしておくことが大切です。
投げた後は手を離さないようにしてポジションをキープしておきます。
左膝を相手のお腹の上に乗せ
右足は後ろへ伸ばしてバランスを取るようにします。(膝バランスポジション)
このように相手を倒した後は隙ができますので、パンチを落としていくのに最適なポジションとなります。