打撃系格闘技においてジャブはパンチの基本であり、ジャブをしっかりと使いこなせる選手は強い選手が多いです。(動画:那須川天心選手 談)
ここでは、パンチの基本となるジャブの使い方について解説していきます。
【打撃テクニック/ジャブ】那須川天心選手に教わる、効果的なジャブの打ち方
動画
解説
構えた状態から、脇をしめて真っすぐとジャブを出します。
その際に大事なのは自分(構え)のシルエットをブラさないことです。
ジャブの使い方(考え方):
ジャブだけで相手を倒すことは難しいため、那須川天心選手は相手との距離を測る目的で使っています。
注意点:
ジャブを打つ際は前足を前に踏み込まないように注意しましょう。
前足を出したらすぐに引くようにしましょう。
拳を当てる場所:
相手を驚かせるような強いジャブは拳頭の部分で当てますが、
相手との距離を測るジャブを打つ際は、爪の部分で軽く打ちます。
那須川天心選手は拳を握らずに、指を開いた状態でスナップを効かせたジャブを打っています。
ジャブは同じ打ち方を続けるのではなく、強く握ったジャブと混ぜたり、当てる場所も変えたりしながら変化をつけることが有効です。
実践編(ミット打ち)
ミット打ちをおこなう際、ジャブで前足を踏み込んだり、頭が前にでる癖がつかないよう、ジャブを打ったあとにパンチを返してもらう練習をしましょう。
ミット打ちでもジャブの強弱を使い分ける練習は有効です。
その他、ジャブの強弱や当てる場所の詳細などは動画で確認しながら練習をしていきましょう。