空手の稽古を頑張っていても、高いモチベーションで稽古に取り組める日ばかりではありません。
そこで、自分自身の気持ちを上げる「おすすめマンガ」をご紹介します。
※「おすすめマンガ」のラインナップについては追加・更新をしていっております。
おさえておきたい空手マンガ5選
空手小公子物語
『空手小公子小日向海流』の続編的な作品ですが、高校生を主人公としているためか、試合の描写などは他のマンガと比較してよりリアルに感じることができます。
自分の「突き」を銃のマグナムのイメージで突く描写などは、真似する方もいるのでは・・・。
主人公の硬派なキャラも良いですが、おちゃめなのにキレると怖いムエタイ少年・メオのキャラは密かに人気(?)
また全6巻と揃えやすいこともあり、最後までしっかり読み切ることができます。
空手小公子 小日向海流
上で紹介した『空手小公子物語』の元となる作品です。
元体操部の大学生がとある事件をきっかけに空手部への強制入部~成長物語というパターンです。内容としては空手だけではなく、キックボクシングやプロレスなど多様で豊富な試合の描写が好印象です。ところどころに「ちょいエロ」要素があるのは作者の趣向か。作品後半になるにつれ主人公・小日向海流(こひなたみのる)が格闘家として覚醒していく様子はとてもテンションが上がります!
ランブル・フィスト(野部優美)
現在、少年チャンピオンで連載中の空手マンガです。
空手少年であった主人公・阿倍克己(あべかつみ)が"狂狼"羽生大士のケンカを目撃したことから彼の道場「羽生塾」へ入塾し、成長を遂げていく物語。
ヤンチャなキャラクターが多く、「クローズ」や「ワースト」が好きな方におすすめ。
空手バカ一代(つのだじろう → 影丸譲也)
極真空手の一大ブームを巻き起こした金字塔的な作品。お父さん世代の方は、このマンガをきっかけに空手をはじめた方も多いのでは。
諸事情により、著者(作画)が前半(つのだじろう)と後半(影丸譲也)で変わりますので、これから読みはじめる方はその点をご注意ください。
すべて実在の人物がモデルとなっており、過酷な修行シーンなどは時代を感じさせます。実際とはかけ離れた脚色があった等の議論がありますが、純粋に作品として楽しめば確実に気持ちが上がる作品です。
※実際に、このマンガをきっかけに芦原英幸の人気が爆発し、極真会館からの分裂のきっかけとなったともいわれています。
てのひらの熱を
主人公である「空手未経験の少年」木野下慎也が、「全国大会6連覇」の天才空手少年・柳屋匠と知り合うことで空手にのめりこんでいくストーリーです。
主人公がどんどん上達していく姿はついつい自分と重ね合わせてしまいます。が、うまくストーリーにのめり込んでいきますのでとても読みやすいです。
全3巻で完結ですので、一気に全巻揃えてしまうのもありでしょう。
空手ではないのですが・・・
オールラウンダー廻(遠藤浩輝)
総合格闘技・修斗が舞台のマンガですが、主人公のバックボーンは空手です。トレーニングや技の説明がわかりやすく、自分の空手にもじゅうぶん活用できる内容できる上、主人公は試合に負けるところから徐々に強くなっていく様子が描かれており、格闘家なら共感できる場面がいくつもあります。
※ライバルのタカシも総合の試合では空手の技でKOするシーンがあり、つい真似したくなってしまいます。
キングダム
空手マンガではないのですが、「気持ちを上げる!」という意味ではキングダムに勝るものはないと編集部では考えています。
ちなみに、キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台にしたマンガです。
キングダムの魅力は、個性溢れるキャラクターが多いことと、迫力ある戦闘シーンの描写。敵・味方にかかわらず戦場における気迫あふれる戦いや智謀に満ちた戦略などは本当に興奮します。
※キングダムは、10巻を超えてくるあたりから戦場での描写が徐々に増えていきます。
どれも純粋に楽しめる作品ばかり
他にも空手を題材にしたマンガはありますが、今回は「気持ちを上げる」という目的で5つのマンガを紹介しました。どのマンガも試合などの動きのあるシーンがよく描かれており、純粋に楽しめる作品ばかりです。知らない作品があった方は、この機会にぜひ読んでみてください。