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【注目選手(男子vol.2)】5/29、5/30開催「JFKO 第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」|各階級の注目選手を紹介

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 2021年5月29日(土)、5月30日(日)に開催される「JFKO 第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」の注目選手(男子vol.2)を紹介しています。

注目選手(男子vol.1)はこちら

 

注目選手(男子vol.2)|JFKO 第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会

9.手島一翔選手(新極真会)/男子軽量級(No.36)

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 2021年3月に開催された新極真会カラテドリームフェスティバル2020全国大会」学生の部・軽量級で優勝しており、実戦もできており準備万端なのが手島一翔選手。

手島選手の試合動画は検索するといくつも出てきますが、回転の速い攻撃だけに目を奪われるのは間違いです。彼の特徴は良く練習されたステップワークで、距離を取るだけではなく近い間合いの攻防でも素早く無駄のないステップで相手の攻撃をいなしています。重量級選手と戦える打たれ強さもありますが、余計なダメージを蓄積しないスタイルなのでトーナメント向きです。

※余談ですが女子軽量級(No.1)にエントリーしている手島海咲選手の弟でもあります。

 

<主な戦績>

新極真会「カラテドリームフェスティバル2020全国大会」学生の部(軽量級):優勝

 

10.糸谷佳幸選手(ノーティーカラテアカデミー)/男子軽中量級(No.71)

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糸谷佳幸選手は軽量級選手の中では「効かせる」タイプの組手なので見ていて面白い選手です。動画の試合は選手紹介vol.1で取り上げた速水大輝選手との試合で互いに躱しながらの攻防ですが、突きや蹴りをしっかりと入れる攻撃力高めの選手なので、つかまると相手選手は大変です。

 

<主な戦績>

・KWF極真会館「世界KARATE GRANDPRIX2020」男子軽量級(-65キロ):優勝

 

11.田中裕也選手(山田道場)/男子中量級(No.118)

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新極真会「第52回全日本大会」で5位入賞、技能賞を獲得している田中裕也選手。同大会では2度の一本勝ちを収めており、いま「倒す」感覚がかなり上がっている印象です。倒す手順についても力技で押すのではなく、同じ箇所に的確にダメージを蓄積させるやり方でかなり技術力が高いです。

※編集部予想では準決勝で福地勇人選手との対戦が実現すると面白いかと…

 

<主な戦績>

新極真会「第52回全日本大会」:第5位・技能賞

 

12.平木楓選手(白蓮会館)/男子中量級(No.181)

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突きや蹴りの初速が速く「切れ味の鋭い」攻撃が特徴の平木選手。上下左右に技を振る・散らすのが上手い印象で、相手選手は終始油断できないのでかなり疲弊すると思います。強豪選手の多いブロックに位置しているので勝ち上がりが予測しにくいですが、上位を期待しています。

 

<主な戦績>

白蓮会館「第35回全日本大会」中量級:準優勝

 

13.江口雄智選手(新極真会)/男子軽重量級(No.251)

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新極真会「第52回全日本大会」で第4位に入賞した江口選手。近年の大会では上位に位置することが増え、更なる成長を感じます。好成績の理由は動画にあるようにフィジカルトレーニングの充実だと思われ、トレーニングのフォームも綺麗なので地道に肉体改造を行っていることがうかがえます。

 

<主な戦績>

新極真会「第52回全日本大会」:第4位

 

14.髙橋佑汰選手(髙橋道場)/男子重量級(No.261)

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極真会館松井派)時代には「一撃の貴公子」の異名を持ち、極真会館松井派)「第49回全日本大会」での優勝を筆頭に、数々の大会で勝利してきた髙橋佑汰選手。2020年8月に極真会館松井派)を脱退し、自身の道場である「髙橋道場」を設立。今大会には扶汰選手(軽重量級)・壮汰選手(中量級)とともに3兄弟でJFKOのタイトルを狙う。

フィジカル・テクニックはもちろんのこと、極真時代には全空連(JKF)の強化選手として活動経験もあり伝統派空手のトップ選手との交流など、伝統派空手の要素も活かして未知数の組手を展開してくる可能性があります。

 

動画:【一撃の貴公子】髙橋佑汰選手の凄ワザ集!

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<主な戦績>

極真会館松井派)「第49回全日本大会」:優勝

極真会館松井派)「第12回全世界大会」:4位

 

15.後藤優太選手(空手道MAC)/男子重量級(No.269)

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出典:karate7.com

今大会NO.1の注目選手です。昨年開催の新極真会「第52回全日本大会」で三位を果たし、翌年3月ののJKJO全日本では優勝。バレーボール経験を活かした長身・体のバネが特徴で、その上フィジカル・テクニックが常に成長中。

 

動画:【新極真会】第52回全日本空手道選手権大会 男子4回戦5 島本一二三 対 後藤優太

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新極真会「第52回全日本大会」では強豪の島本一二三選手に本戦で判定勝ち。「トップ選手にはこうやって勝つのか。」と閃きを得た印象があり、過去に後藤選手に勝利した選手も、再戦では全く違う相手に感じるのではないでしょうか。

もちろん、重量級の優勝候補をして推しておきます。


<主な戦績>

新極真会 第52回全日本大会:第三位

JKJO全日本大会2020 男子重量級:優勝・優秀選手賞

 

注目選手(男子vol.1)はこちら

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