今年も楽しみにしていた第4回JFKO(全日本フルコンタクト空手道選手権大会)の第1日目が終了しました。
順当?はたまた波乱の展開が?
それでは、各階級別に結果をまとめてみましたのでご覧ください。
男子軽量級
2日目に残った選手
・ 大石 航輝選手(芦原会館 )
・梶谷 知輝選手(一光会館)
・久原 聖矢選手(龍士會)
・秋元 皓貴選手(七州会)
・緒方 莉空選手(成心會 福岡支部)
・寺崎 昇龍 選手(士衛塾)
・佐藤 豪海選手(芦原会館)
・竹中 達哉選手(成心會 福岡支部)
前のブログで注目していた秋元選手が見事2日目に残りました。
その他にも大石選手、久原選手、竹中選手あたりの強豪選手が順当に勝ち上がっています。
また、個人的には、梶谷 知輝選手(一光会館)の勝ち上がりに注目しました。主力選手であった庄田力弥選手が一光会館からの離脱後、梶谷選手が今大会で2日目に残るという成果を出されています。以前から堅実な組手という印象の梶谷選手の2日目に引き続き注目していきます。
男子中量級
2日目に残った選手
・木下 毅顕選手(武心塾 )
・田中 裕也選手(山田道場)
・福地 勇人選手(白蓮会館)
・工藤 昂朗選手(心温塾)
・御宮知 慎悟選手(誠會)
中量級も、前のブログで予想していた武心塾の木下選手が見事2日目に残りました。第3回大会では初戦から立て続けに1本勝ちを量産しており、周りをドン引きさせていました。今大会では判定による順当な勝ち上がりでしたが、昨年よりフィジカル面の向上が印象的でした。まだまだ力を発揮してくれそうな予感です。
また、白蓮会館の福地勇人選手。フルコンタクト空手界では誰もが知るメジャー選手ですが、今年から自分の道場を開設したこともあり、従来の軽快な動きに加えて、心が非常に安定している印象がありました。注目の対決となった元極真会館(松井派)軽量級チャンピオンの亀井元気選手に競り勝ったのも、しっかり心を磨き上げた結果が勝負の別れ目になったのではないかと思っています。
男子軽重量級
2日目に残った選手
・鞠谷 貴大選手(誠會 )
・泉 魁斗(極真会館 浜井派 )
・大石 昌輝選手(星和会館 )
・浅田 怜吾 選手(志友会館)
・森田 奈男樹選手(宮本道場)
軽重量級は新極真勢不在の影響からか、混戦の様相です。
その中で個人的に注目しているのは新極真会・福岡支部の藤原将二郎選手。もともとは軽量級の選手でしたがじっくりと体重を上げ軽重量級で活躍されています。24歳という年齢ながら老獪な組手が特徴の選手であり、体重に身体が慣れることでパワーとテクニックが向上し成熟してきている印象があります。すべて本戦で勝ち上がっていますので、余力十分な感じを受けます。
また、同じく宮本道場の森田奈男樹選手も本戦決着で勝ち上がっており、2日目はアクセルを踏んでいきそうです。
男子重量級
2日目に残った選手
・山口 翔大選手(白蓮会館)
・芦髙 侑平選手(社団法人 極真会館 関西総本部)
・内藤 貴継(白蓮会館)
重量級はいずれも有力選手が順当に勝ち上がってきた印象です。その中では新極真会・福岡支部の亀山真選手。足技の切れが際立っており、一段とレベルアップしている印象を受けました。誰が勝ってもおかしくないメンバーがそろっており、2日目の結果が楽しみです。
女子軽量級
2日目に残った選手
・長島 小夏選手(正援塾)
・大本 優香選手(七州会)
・菊川 結衣選手(芦原会館)
女子軽量級は芦原会館の菊川結衣選手の4連覇なるか?に関係者の関心が高まっています。軽量級離れしたパワーに対応できる選手がいなければ彼女の4連覇は手堅いでしょう。というくらいズバ抜けた実力があります。その中で注目なのが新極真会・神奈川東横浜支部の手島海咲選手。昨年おこなわれた新極真会の第48回全日本空手道選手権大会では小柄ながら軽快なフットワークと手数を武器にスルスルと勝ち上がっていきました。大柄な選手の攻撃にも止まらないタフネスさも持ち合わせていますので、もしかすると女子軽量級は彼女が台風の目になるかもしれません。
女子中量級
2日目に残った選手
・富野 真麻選手(飛心会)
・山口 遥花 選手(仰拳塾 )
・漢 由依奈選手(拳栄会館)
・大場 ももか選手(無限勇進会)
女子中量級は4名中3名が10代の選手という驚きの結果となりました。若い選手は無尽蔵のスタミナを武器としており、また大会中に突如覚醒するパターンも多いのでまったく予想ができません。
また、軽量級の強豪選手であった無限勇進会の大場ももか選手。今回、中量級に階級を上げており、確実に優勝を狙っていることは明白です。
女子軽重量級
2日目に残った選手
・ 久原 沙姫選手(成心會 福岡支部)
・新田 華子選手(極真会館 浜井派)
こちらも若手選手が多く、混戦模様です。誰が優勝するかまったく予想できません。
女子重量級
2日目に残った選手
・木村 敬代(武立会館)
・久保田 千尋(久保田道場)
有力選手は木村選手、久保田選手ですが対抗となる選手はいずれも10代。若い選手なので覚醒すると番狂わせも十分あり得ます。
さて、2日目はどうなるのでしょうか。
初日の結果
男子トーナメント表
http://fullcontact-karate.jp/wp-content/uploads/2017/05/4thmen.pdf
女子トーナメント表
http://fullcontact-karate.jp/wp-content/uploads/2017/05/4thwomen.pdf