空手にはさまざまな蹴り技が存在しますが、裏回し蹴りは相手の死角から蹴りを放つことができるため、ポイントを入れやすい技となっています。しかし、裏回し蹴りは蹴りが出しにくく苦手な方も多いのではないでしょうか?
ここでは、2018年世界大学選手権優勝をはじめ数々の入賞経験がある宮原美穂選手の動画を参考に、裏回し蹴りのポイント(コツ)について学んでいきましょう。
【空手テクニック】裏回し蹴りのポイント(コツ)を解説!
動画
解説
裏回し蹴りをしっかりと蹴るポイント(コツ)は、膝下を柔らかくして巻き込むように蹴ることです。蹴り足が力んでいると膝下を柔らかく使うことが難しくなりますので、蹴りを出す前にしっかりと脱力しておくことが重要です。
<画像で解説>
素早く足を上げた状態から
膝下を柔らかくする意識で、巻き込むように蹴りましょう。
「間合い」に応じた裏回し蹴りの使い方とは?
裏回し蹴りの基本的な蹴り方が習得できたら、組手にも応用できるよう「間合い」に応じた裏回し蹴りの使い方を学んでいきましょう。組手では、相手が同じ場所に留まっている場面はめったにありませんので、動きいている中で使えるような裏回し蹴りが必要となります。
間合いが「遠い」場合
相手との間合いが遠い場合、後ろ足で相手との間合い(距離)を詰めていきましょう。
<解説>
遠い間合いから
後ろ足を引き寄せて
しっかりと相手の頭部を狙って蹴りましょう。
間合いが「近い」場合
相手との間合いが近かったり、相手が距離を詰めてきた場合は後ろ足を下げて裏回し蹴りが出せる空間をつくりましょう。
<解説>
相手との距離が近かったり、相手が間合いを詰めてくる場合は
相手の詰めに合わせて後ろ足を下げておき
裏回し蹴りを出せる空間(距離)を確保しましょう。
空手トップ選手のテクニックや稽古についてもっと知りたい方は
香川政夫【必勝の組手トレーニング 2】KUMITE Training 2 by Masao Kagawa
空手トップ選手のテクニックや稽古についてもっと知りたい方は、「香川政夫【必勝の組手トレーニング 2】KUMITE Training 2 by Masao Kagawa」を参考にしてみましょう。打ち込み、自由組手、ワンポイントレッスンなど、勝つための対人稽古を豊富に収録しています。
【必勝の空手】王者の組手トレーニング ~第ニ巻【組手稽古編】~ [DVD]
あなたにおすすめの記事