空手・格闘技の自主トレーニング用として人気の「空手テクニック」シリーズ。ここでは、フルコンタクト空手や格闘技に役立つテクニックを紹介しています。
今回紹介するのは、スタンダードな技である「右ローキック(下段回し蹴り)」。フルコンタクト空手界のトップ選手である福地勇人選手が動画でわかりやすく解説されています。
本記事を参考に、効果的な右ローキックを習得していきましょう。
スネ(脛)で蹴る右ローキック
右ローキックはスタンダードな技ですが、足の甲で当てている選手は少なくありません。今回は、スネ(脛)で当てる右ローキックについて説明していきます。
動画
解説
福地選手が得意としているローキックは、自分の前脚(右脚)で相手の前脚(左脚)を蹴る方法です。その際、福地選手は足の甲で当てるのではなく、「スネ(脛)」を当てて蹴るようにしています。
<ポイント1:つま先を上げて筋肉を固める>
通常、回し蹴りでは足先を伸ばして蹴るのがスタンダードですが、福地選手はスネ(脛)での蹴りを効果的にするため、つま先を上げることで筋肉を収縮させ固めています。
<ポイント2:足の角度>
固めたスネ(脛)を効果的に当てるため、足の角度もポイントとなります。蹴り足を上げる際に、膝とカカトが平行となるようにしておき、蹴り足を当てていきます。
蹴り足を上げる際にカカトが下がっていると、スネ(脛)が相手の脚にしっかりと当たらず、威力のない蹴りとなってしまいますので注意しましょう。
補足
福地選手は右足を前に出すサウスポースタイルの組手となっています。そのため、相手の左脚と自分の右足が近い状態で出すことを想定されていますので、その点に注意しておきましょう。
チャンネル登録で応援しよう
福地勇人選手はYouTubeでためになる動画を配信されています。動画投稿者にとって、チャンネルの登録者数は動画配信のモチベーションとなりますので、ぜひチャンネル登録によって福地勇人選手を応援しましょう。