「空手界の革命児」塚本徳臣選手の強さを探るまとめ記事 - カラテ＆マーシャル（空手・格闘技情報まとめ）

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　フルコンタクト空手に携わっている者なら、塚本徳臣選手の「マッハ蹴り」や「胴回し回転蹴り」などの華麗な技に憧れた方も少なくないと思います。

ここでは、「空手界の革命児」と言われた塚本徳臣選手について紹介していきます。

※塚本徳臣さんは現在、新極真会世田谷・杉並支部（塚本道場）の支部長をされていますが、選手時代の功績を紹介するという意図で「選手」としております。

塚本徳臣選手の経歴について
- 極真会館への入門
- 新極真会時代
獲得タイトル
「革命児」と呼ばれる独特の組手スタイル
- 動画
有名格闘家も指導を仰ぐ
- 五味隆典選手
- アリスター・オーフレイム選手
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- DVD
- 書籍

塚本徳臣選手の経歴について

極真会館への入門

　塚本徳臣選手が空手をはじめたのは極真会館・長崎支部への入門がきっかけです。その後上京し、東京城南川崎支部で稽古を重ねていました。

※城南川崎支部といえば、新極真会の代表である緑健児、八巻健二、数見肇といった強豪揃いの道場として有名でした。

新極真会時代

　極真会館の創始者・大山倍達の死後におきた分裂騒動によって、塚本徳臣選手は新極真会への所属となります。

その後に開催された第6回全世界空手道選手権大会で優勝するなど、数々の功績を残して選手を引退。

現在は、新極真会世田谷・杉並支部（塚本道場）の支部長となって後進の指導にあたっています。

獲得タイトル

　塚本徳臣選手が現役時代に獲得したタイトルの一覧です。

世界大会

1996年（平成8年）1月27・28日第6回全世界空手道選手権大会・優勝
2003年（平成15年）10月4・5日第8回全世界空手道選手権大会・第7位
2007年（平成19年）10月13・14日第9回全世界空手道選手権大会・第7位
2011年（平成23年）10月22・23日第10回全世界空手道選手権大会・優勝

ワールドカップ

1997年（平成9年）6月22日第1回カラテワールドカップ・重量級優勝
2005年（平成17年）6月18・19日第3回カラテワールドカップ・重量級第4位
2009年（平成21年）6月20・21日第4回カラテワールドカップ・重量級準優勝

全日本大会

1996年（平成8年）10月12・13日第28回全日本空手道選手権大会・優勝
1997年（平成9年）12月20・21日第29回全日本空手道選手権大会・優勝（2連覇）
2002年（平成14年）11月23・24日第34回全日本空手道選手権大会・準優勝
2004年（平成16年）11月27・28日第36回全日本空手道選手権大会・第6位
2006年（平成18年）10月21・22日第38回全日本空手道選手権大会・優勝（3度目）
2009年（平成21年）10月3・4日第41回全日本空手道選手権大会・優勝（4度目）
2010年（平成22年）10月30・31日第42回全日本空手道選手権大会・優勝（5度目、2度目の2連覇）

全日本ウエイト制大会

1998年（平成10年）7月25・26日第15回全日本ウエイト制空手道選手権大会・重量級優勝
2000年（平成12年）6月24・25日第17回全日本ウエイト制空手道選手権大会・重量級優勝（2度目）
2004年（平成16年）6月19・20日第21回全日本ウエイト制空手道選手権大会・重量級優勝（3度目）
2008年（平成20年）5月19・20日第25回全日本ウエイト制空手道選手権大会・重量級第3位

「革命児」と呼ばれる独特の組手スタイル

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　塚本徳臣選手は、それまで主流であった下段回し蹴り中心の組手から、「ギャリーステップ」で知られるギャリー・オニール選手を参考にしたフットワークを駆使しながら、「マッハ蹴り」と称される変則的な回し蹴り・膝蹴り・かかと落とし・胴回し回転蹴りなど、派手な大技を主体とした組手で数々の「技あり」や「一本」を取るスタイルです。