パンチや突きの威力(パワー)を高めようとした場合、やみくもにウエイトトレーニングなどで筋力を高めるだけではなく、体の使い方を見直すことも重要です。そのためには、肩甲骨の可動域を広げ、連動させることによって「パンチ(突き)のストローク」を伸ばす必要があります。
ここでは、パンチ(突き)の威力を高めるための「肩甲骨の可動域と連動を高める体操」について紹介していきます。
菊野克紀選手について
出典:KNOCKOUT公式サイト
データ
1981年10月30日生(鹿児島出身)
身長169cm スーパーウェルター級
得意技:突き・三日月蹴り
<タイトル>
第5代DEEP ライト級王者
全アジア武術選手権大会優勝
テコンドー全日本大会準優勝
プロフィール
菊野 克紀(きくの かつのり、男性、1981年10月30日 - )は、日本の格闘家・空手家。鹿児島県鹿児島市出身。株式会社KOKKI代表取締役社長。フリーランス。「沖縄拳法空手道 沖拳会」の山城美智に師事し、ファイトスタイルに反映させている。
また、極真カラテ仕込みの打撃と柔道で培った身体バランスの良さがあり、フットワークを使わずサンチンで構え、中でも、前蹴りとミドルキックの中間の軌道で蹴り込む「三日月蹴り」を得意とする。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上記プロフィールでもあるように、菊野克紀選手は極真空手出身のファイターです。ファイターとしては総合格闘家としてのキャリアがメインであり、世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」でも活躍していました。
「肩甲骨の可動域と連動を高める体操」
動画
解説
手の甲をつけて、肩甲骨を外に開いていきます。その際、肩に力が入らないように注意しましょう。
「手の甲をつけて肩甲骨を開く」
↓
「手を外に開いて脱力」
を何度か繰り返していきます。(みぞおちの背中側から手が生えているイメージ)
上記の体操を何度か繰り返し、みぞおちの背中側にハリを感じることができれば大丈夫です。
※手を動かしたときに、背中が大きく動く感覚があるはずです。
パンチ・突きの威力を高めるポイント
背中・肩・拳を連動させる
パンチ(突き)を打つ際に肩を使ってしまうと、肩~手の短いストロークでパンチを打つことになってしまい、しっかりと威力を高めることが難しくなります。
菊野克紀選手が探求している沖縄拳法空手では、背中~肩~手までを連動させて打つことでパンチのストロークを長くすることができ、威力の高いパンチ(打つ)ことができます。
上記で紹介した体操法と併せて、パンチを打つ際には背中~肩~手の連動を意識して、ストロークの長いパンチを打つように練習してみましょう。
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