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【全日本空手道連盟】新・形ルールの簡単まとめ(「空手1プレミアリーグ・パリ2019」より採用)

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 この度、JKF・WKF系列の空手において形競技のルールが変更となりました。先日開催された「空手1プレミアリーグ・パリ2019」でも採用された新ルール。

ここでは、新しい形競技のルールについて簡単にまとめています。

 

 

新・形ルールの簡単まとめ

ここでは新・形ルールのポイントを簡単にまとめています。今後、国内での主要大会にも採用されていくことは間違いないと思いますので、新ルールのポイントをしっかりおさえておきましょう。

1.点数制の採点方法

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<コートの配置図と服装について>

  • 審判は7名おり、正面に一列に並んだ状態で形を評価
  • 選手は赤帯、対する選手は青帯を着用して演武をおこなう
  • 演武終了後、審判はタブレットに点数を入力

 

2.競技の流れ

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<競技の流れ>

  1. 1人の選手が形演武し、7人の審判が判定
  2. 各審判員が、「技術点(TEC)」と「競技点(ATH)」をつける
  3. 「技術点(TEC)」と「競技点(ATH)」それぞれの最高点と最低点を2つずつ除いた点数を合計(「TECの合計」と「ATHの合計」を2つ算出)
  4. 2つの合計点は次のように算出 → [ 「TEC×70%」+「ATH×30%」=合計点 ]
  5. 1~4の流れをグループ内の各選手で実施

※点数は5.0~10.0(0.2点刻み)で採点。

※同点となった場合、異なる形を再演武し、得点が高い選手の勝ちとなる。(再演武で行った形は以降のラウンドでは演武不可となるので注意が必要)

 

3.グループシステムとWKFポイント

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<ポイントまとめ>

  • ラウンドごとにそれぞれ異なる形を演武
  • 1グループあたり6~12人
  • 各グループ上位4名ずつが次のラウンドへ
  • 敗者復活戦は廃止
  • 準決勝は各グループの1位が決勝進出、2・3位は3位決定戦へ

 

<ランキングポイントについて>

  • 大会出場で+5ポイント
  • ラウンド1つ勝ち上がるごとに+10ポイント
  • 順位によってポイントがさらに加算

■上位のランキングポイント

1位 100ポイント

2位 70ポイント

3位 40ポイント

5位 30ポイント

7位 20ポイント

9位 10ポイント

11~15位 5ポイント  

 

4.必要な形の数

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出場選手の人数によって必要な形の数が異なってきます(画像参照)。上位を狙う場合は形のストックを増やしておくのはもちろん、難易度の高い形をどこで演武するかなど、戦略的な思考も必要となってくることが予想されます。

 

動画|新・形ルール 説明会 -WKF New KATA Rule 2019 Briefing-

2019.1.20/日本空手道会館 

WKF事務総長・奈蔵利久先生、WKF国際審判員・信川義明先生による説明会の模様(動画)です。

新ルールの詳細な説明や解釈について確認しておきたい方は、こちらの動画もあわせて確認しておきましょう。

 

試合動画|新・形ルール(「空手1プレミアリーグ・パリ2019」より)

新ルールが適用された「空手1プレミアリーグ・パリ2019」の試合動画です。実際の試合映像を見ることで、新ルールのより具体的なイメージを掴みやすくなります。

清水希容 選手

 

喜友名諒 選手

 

東京オリンピックでも新ルール適用が濃厚

この流れでいくと、2020年に開催される東京オリンピックでも新ルールが適用されることは間違いなさそうです。

若干のルール調整はあるかもしれませんが、新ルールのポイントをしっかりと確認し、対応していきましょう。