蹴りを上達させるためにはどのような練習が必要でしょうか?蹴りのパワーアップを目指すだけならミットやサンドバッグへの蹴り込みが有効ですが、蹴りのコントロールをアップさせるにはまた違ったトレーニング方法が必要となります。
ここでは、蹴りに特化した格闘技であるテコンドー選手が用いているトレーニング方法を参考に、その内容についてわかりやすく紹介していきます。
蹴りを上達させるハイキックトレーニング
動画
・10-MIN WORKOUT FOR HIGHER KICKS (Follow Along) | Taekwondo
今回紹介するトレーニングメニューは10分で終えることができます。
ウォーミングアップ
まずはウォーミングでアップで体を温めましょう。(それぞれ30秒ずつおこないます。)
ジャンピングジャック:
軽くジャンプをしながら、手足を同時に開閉します。
スクワット:
上半身を真っすぐに保ちましょう。
ハイ・ニー(腿あげ):
リズム良く、左右の腿あげをおこなっていきましょう。
ランジ:
足を前方に出して体を沈めます、左右交互に行いましょう。
ダイナミック(動的)ストレッチ
体を動かしながらストレッチをおこなっていくことをダイナミック(動的)ストレッチといいます。(それぞれ30秒ずつおこないます。)
ストレッチキック:
足を高く蹴り上げていきます、左右交互に行いましょう。
床に手を付きながら、足を後方に蹴り上げます。左右交互に行いましょう。
インサイド・スイング:
足を外側から内側に回すように蹴ります、空手でいう外回し蹴りとなります。
アウトサイドキック:
足を内側から外側に回すように蹴ります、空手でいう内回し蹴りとなります。
トレーニング
ここからがトレーニング本番です、頑張りましょう。(それぞれ30秒ずつおこないます。)
アップダウン・パルス:
足を高く上げた状態で、つま先を上下に細かく動かしていきます。
※反対側も同様におこないましょう。
サイド・パルス:
足を高く上げた状態で、つま先を左右に細かく動かしていきます。
8の字:
足を高く上げた状態で、つま先を8の字を描くように動かしていきます。
3レベル・キック:
下・真ん中・上と3段階に分けて蹴りを出していきます。
ストレッチ
トレーニング後にもストレッチをおこない、足の柔軟性を高めておきましょう。(それぞれ30秒ずつ行いましょう。)
開脚:
正面を向いた状態で床に手を付き、開脚をしていきます。
前後開脚:
体を側面に向けた状態で開脚をしていきます。左右それぞれおこないましょう。
開脚2:
膝を床に付けた状態で開脚をしていきます。
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