カラテ&マーシャル(空手・格闘技情報まとめ)

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【伝統派空手テクニック】植草歩選手に学ぶ|「 世界を制する中段突き!」動画で解説・勝つ組手セミナー Ayumi Uekusa Seminar

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 空手・格闘技の自主トレーニング用として人気の「テクニック記事」シリーズ。ここでは、空手や格闘技に役立つテクニックを紹介しています。

今回紹介するのは「中段突き」。伝統派空手の強豪選手である植草歩選手の得意技でもあり、この技で数々の試合を決定づけてきた技でもあります。

ここでは、植草歩選手の中段突きについて動画つきで解説していきます。

 

 

植草 歩選手について

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植草 歩(うえくさ あゆみ、1992年7月25日 - )は、千葉県八街市出身の女子空手選手である。身長168cm、体重68kg。所属会派は日本空手松涛連盟。流派は松涛館流。

柏日体高等学校から空手道特待で帝京大学に進学。香川政夫師範率いる帝京大学に在籍。大学在学中の2013年、オリンピックの正式種目になっていないスポーツ大会で、コロンビアのサンティアゴ・デ・カリで行われたワールドゲームスで金メダルを獲得(ワールドゲームズ空手道競技#組手68kg超級に参照)。2014年に仁川で行われたアジア競技大会で、女子組手68㎏級以上に出場、結果は3位となった。大学を卒業して引退するつもりだったが、2020年の東京オリンピックに空手道が正式種目になる可能性がある為、現役続投となった。
帝京大学卒業後は高栄警備保障に所属。
2015年に行われた全日本空手道選手権大会の個人組手で初優勝となった。2016年には皇后盃が下賜された初の大会で連覇、2017年も優勝して3連覇を果たした。
2018年1月からは日本航空に所属。

 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

先日開催の「空手1プレミアリーグ・パリ2019」では金メダルを獲得

 植草歩選手は、2019年1月25日~27日にかけて開催された「空手1プレミアリーグ・パリ2019」にて、女子組手+68kg級で見事金メダルを獲得されました。

2020年開催の東京オリンピックでも活躍が期待されています。

 

植草歩・勝つ組手セミナー - 世界を制する中段突き!- Ayumi Uekusa Seminar

動画

 

解説

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まず、横に構えた状態で膝を曲げ、後ろ足に体重をかけておきしょう。前足が自由に動くようにしておくことがポイントです。

 

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前足をスライドさせて相手の中に入り込みます。横を向いている時間を長く保っておくのがポイントです。

 

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その際、手の構えや頭の位置はずらさないように注意しておきましょう。

 

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後足で床をしっかり蹴り込み、膝が床につく位まで体を沈めます。

 

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その際、足を指が床から離れてしまうと踏ん張りが効かなくなるので注意しましょう。

 

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親指と母指球で床にしっかり接地させておくのがポイントです。

 

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足でしっかり床を押すイメージで、腰から体を回転させて中段突きを打ち込みましょう。

 

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突きの威力(スピード)をしっかり出すためも、引き手をしっかり引くことを忘れないようにしましょう。

全身を使って、体を上手く連動させる意識で繰り返し練習しましょう。

 

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中段突きを放った後は、下がるまでしっかり腰を落としておきましょう。

 

こちらの書籍でも解説

今回紹介したテクニックについては、以下の書籍でも解説されています。

空手道マガジンJK Fan 2019年 03 月号 [雑誌]

<内容>

JKFan 2019年3月号特集
日本生命プレゼンツ「植草歩 勝つ組手セミナー」