第4回JFKO(全日本フルコンタクト空手道選手権大会)重量級で優勝された
山口翔大選手のまとめです。
どっしりとした構え、持ち前のパワーと的確な下段回し蹴りで相手に確実なダメージを与えて勝ちあがっていった山口選手。
そんな山口選手の試合動画をまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
(試合動画は随時更新していきます。)
試合動画
二回戦
序盤はお互いにコツコツと様子を見ながらの組手を展開していましたが、後半になると山口選手が手数を増やして仕掛けていきます。ステップワークでうまく相手の攻撃を避けながら、手数と有効打に勝った山口選手が本戦での判定勝ち。
※8:50頃から山口選手の試合がはじまります。
三回戦
序盤は相手の打ち終わりを逃さず下段をコツコツ当てていきます。相手の足が止まってきたところに突きと膝蹴りで技を散らしながら下段で確実に削っていき、本戦での判定勝ち。
※6:20頃から山口選手の試合がはじまります。
準々決勝
準々決勝は新極真会の有力選手である河鰭郁也選手との対戦です。河鰭選手が果敢に攻めるも山口選手は下突きと右下段をタイミング良く繰り出し、河鰭選手へ徐々にダメージを蓄積させていきます。後半に入ると内股の下段で河鰭選手の足を飛ばし、徐々に主導権を握っていきます。そのまま終始ペースを握った山口選手の判定勝ち。
準決勝
準決勝は新極真会の強豪、長野選手。序盤~中盤、お互いに距離を詰め、コツコツと攻撃を当てつつ勝機をうかがう。山口選手が圧力をかけ、距離を取らせないようにしている様子にも見える。後半、突如として山口選手が怒涛のラッシュを仕掛ける。長野選手は応戦するも山口選手の攻撃の勢いは衰えず時間となる。結果は山口選手の本戦判定勝ち、勝負にでた山口選手の作戦勝ちか。
決勝戦
決勝戦は最終延長までもつれ込む大接戦となりました。
相手は新極真会の強豪である亀山真選手、亀山選手も優勝を狙っているだけに並々ならぬ闘志を感じます。
本戦、序盤はお互いに距離を詰め、突きと下段を中心に様子を伺う展開に。中盤以降、お互いに金的と顔面殴打の反則があり、試合が中断する場面が目立ち出す。決定打がなく、本戦は引き分け。
延長戦、亀山選手は山口選手の内股への下段・ヒザを攻めるも山口選手は動じず打ち返す。亀山選手、内股への攻撃を誤り、金的への反則をおこなってしまう。山口選手、復活するも今度は亀山選手の顔面殴打で再度試合が中断。山口選手、すぐには立ち上がれずドクターを呼ぶ事態に。山口選手、立ち上がり奮起。試合再開となるが今度は亀山選手が顔面殴打を浴び倒れてしまう。試合は荒れ模様、場内もややざわついているか。試合再開も時間となり判定となるも再度引き分け。
最終延長(マスト判定)、激戦の疲労かお互いに手数が減る。試合後半、最後の気力を振り絞りお互いに仕掛けるも時間となり勝負は互角のまま判定に。
旗は3-2で山口選手に軍配が上がる。どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
※山口選手の所属する白蓮会館は、中量級の福地選手に続き重量級でもタイトルを獲得、二階級制覇という素晴らしい成績を残しました。
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