2018年3月21日(水・祝)に開催されるK'FESTA.1(ケーズフェスタ・ワン)。 ここでは、当時に開催されるK-1第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントについてまとめています。
優勝予想について
K-1公式サイトにてトーナメントの優勝予想が出ていました。
卜部 弘嵩選手(76票)
皇治選手(208票)
小宮山 工介(34票)
スアレック・ルークカムイ(47票)
武尊(459票)
スタウロス・エグザコスティディス(50票)
郷州 征宜(39票)
ティムール・ナドロフ(59票)
※得票数は記事作成時点のものです。
票を一番多く獲得したのは武尊選手の459票。次いで皇治選手の208票となっています。後の票数についてはあまり大きな差がなく、横並びといっても良いかと思います。
武尊選手に多く票数が集まるのは、過去の実績や期待値の大きさが表れていると考えていますが、皇治選手の208票については、過去の実績や試合での実力でいうと少し期待値が大きく乖離しているかもしれません。いわゆる「皇治票」というものでしょうか。一定のファンが頑張って投票しているのでしょうか。ファンが多いことはその選手に魅力がある証拠でもありますので、悪いことではありません。
※皇治選手、見事優勝されたら申し訳ありません。
編集部の注目はスアレック・ルークカムイ選手
今回のトーナメントで編集部で注目する選手はスアレック・ルークカムイ選手です。スアレック選手はキックボクシングイベントREBELS(レベルス)で活躍していた選手で、当時から「超攻撃型ムエタイ”スアレック 」という異名で知られていました。ムエタイファイターではありますが、攻撃のリズムも変則的ですので勢いにのせると怖い選手だといえます。
試合映像は【REBELS.47】スアレック・ルークカムイ vs 前口太尊戦です。
キックボクシングイベント「KNOCK OUT(ノックアウト)」で活躍している 前口太尊選手からダウンを奪い、そのまま判定勝利を飾っています。
武尊選手の進化に注目
スーパー・フェザー級はもともと武尊選手の適性階級ではありませんでしたが、当初予定されていた大雅選手との対戦に備えてスーパー・フェザー級への準備をしていましたので、階級に対しての適応については問題はないかと思います。
また、武尊選手は3月の試合に備えてアメリカのジムでトレーニングを積んでおり、UFCのバンタム級チャンピオンであるT.J.ディラショーとも一緒にトレーニングを積んでおり、チャンピオンのテクニックを吸収しています。今大会でも新しいテクニックを用いた試合を強く意識していると思いますので、勝敗だけでなくその進化ぶりにも注目しています。
※AbemaTVでも密着されていましたね。
試合観戦を楽しみましょう
トーナメントは1日で最大3試合勝ち抜かないと優勝できない過酷な戦いです。たとえ勝利しても、体に怪我やダメージが蓄積してしまうと選手が持っている本来の力が発揮できないことはよくあります。(もちろん、棄権の可能性も)
結局、勝負の世界は「勝った人が強い」世界となりますので、試合を楽しみながらトーナメントの行方を見守っていきましょう。